口蹄疫の侵入許さぬ 東北の畜産関係者、対策着々と(河北新報)
宮崎県の口蹄(こうてい)疫問題で、畜産が盛んな東北の畜産関係者も警戒を強めている。各県は対策会議を開き、農場などの衛生管理の強化を確認。感染防止のため、動物と触れ合うイベントが各地で中止になった。関係者は防疫とともに、今後の風評被害にも神経をとがらせている。
東北では、宮崎県内で口蹄疫が急速に拡大した5月中旬以降、山形を除く5県が畜産関係団体や獣医師会、市町村の担当者らによる会議で対策を協議した。山形県も31日に連絡調整会議を開く。
口蹄疫のウイルスは感染力が強く、人間や車両などが媒介する可能性がある。各県の対応は農場内での消毒徹底など水際対策が柱だ。
岩手、秋田、福島3県は、消毒薬を県内の全畜産農家に配ることを決めた。6月上旬までに配布を始める。山形県は全農県本部と協力し、消石灰を無償で配る。
農家や家畜が集まったり、不特定多数が家畜と接触したりする催しも、感染リスクが高まるため、回避されている。
6月と7月に南陽、山形両市で予定されていた乳牛の品評会、ホルスタイン共進会が「農家同士の接触をできるだけ避けたい」として中止された。秋田県内でも、7月に開かれる予定の2カ所の畜産共進会を実施するかどうか検討されている。
久慈市山形町では、東北唯一の闘牛大会として知られる6月13日の「平庭闘牛大会」の開催が見送られた。いわて平庭高原闘牛会の松坂義雄会長は「畜産が盛んな地域で、感染拡大を不安視する農家に配慮しなければならない」と説明した。
警戒が必要なのはヤギやヒツジなども同じ。青森県階上町で6月に行う「臥牛山(がぎゅうさん)まつり」では、一般の市民がヒツジと触れ合うイベントを取りやめた。
生産者や畜産関係者は感染とともに、風評を心配する。感染拡大が、宮崎県産に限らず、牛肉や豚肉など肉全体の買い控えにつながる懸念がある。
山形県内の養豚関係者は「推移を見守るしかない」と風評被害への不安をにじませた。
・ 母の心音 安心響け 子供の未来に残したい オーダーメードCD人気(産経新聞)
・ 北日本太平洋側、警戒続く=大雨や大しけの恐れ―気象庁(時事通信)
・ 赤切符誤処理「ボーナス減額」名ばかり…山梨(読売新聞)
・ 対処方針署名せず=閣僚辞任を否定―福島党首(時事通信)
・ <普天間>首相「理解に努力する」 社民党の閣議署名拒否(毎日新聞)
東北では、宮崎県内で口蹄疫が急速に拡大した5月中旬以降、山形を除く5県が畜産関係団体や獣医師会、市町村の担当者らによる会議で対策を協議した。山形県も31日に連絡調整会議を開く。
口蹄疫のウイルスは感染力が強く、人間や車両などが媒介する可能性がある。各県の対応は農場内での消毒徹底など水際対策が柱だ。
岩手、秋田、福島3県は、消毒薬を県内の全畜産農家に配ることを決めた。6月上旬までに配布を始める。山形県は全農県本部と協力し、消石灰を無償で配る。
農家や家畜が集まったり、不特定多数が家畜と接触したりする催しも、感染リスクが高まるため、回避されている。
6月と7月に南陽、山形両市で予定されていた乳牛の品評会、ホルスタイン共進会が「農家同士の接触をできるだけ避けたい」として中止された。秋田県内でも、7月に開かれる予定の2カ所の畜産共進会を実施するかどうか検討されている。
久慈市山形町では、東北唯一の闘牛大会として知られる6月13日の「平庭闘牛大会」の開催が見送られた。いわて平庭高原闘牛会の松坂義雄会長は「畜産が盛んな地域で、感染拡大を不安視する農家に配慮しなければならない」と説明した。
警戒が必要なのはヤギやヒツジなども同じ。青森県階上町で6月に行う「臥牛山(がぎゅうさん)まつり」では、一般の市民がヒツジと触れ合うイベントを取りやめた。
生産者や畜産関係者は感染とともに、風評を心配する。感染拡大が、宮崎県産に限らず、牛肉や豚肉など肉全体の買い控えにつながる懸念がある。
山形県内の養豚関係者は「推移を見守るしかない」と風評被害への不安をにじませた。
・ 母の心音 安心響け 子供の未来に残したい オーダーメードCD人気(産経新聞)
・ 北日本太平洋側、警戒続く=大雨や大しけの恐れ―気象庁(時事通信)
・ 赤切符誤処理「ボーナス減額」名ばかり…山梨(読売新聞)
・ 対処方針署名せず=閣僚辞任を否定―福島党首(時事通信)
・ <普天間>首相「理解に努力する」 社民党の閣議署名拒否(毎日新聞)
2010-06-04 10:46
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0