旭山動物園名誉園長が退任=「野生動物の保護に携わりたい」−北海道(時事通信)

 動物の生き生きとした姿を見せる「行動展示」で、閉園の危機にあった北海道旭川市の旭山動物園を、日本を代表する施設に育て上げた小菅正夫名誉園長(61)が、3月末で同園を離れることになった。今後は世界中に行って、野生動物の保護活動に携わりたいという。
 小菅さんは、北海道大学獣医学部出身の獣医師で、1973年に旭川市職員として採用され、旭山動物園に配属された。園長になった95年の年間入園者数は28万人だったが、行動展示のほか、複数の動物を同じ場所で飼育する共生展示などを取り入れ、新しいタイプの動物園創設に貢献。2006年には年間入園者が300万人を突破するなど、全国の動物園に影響を与えた。
 昨年3月末に園長を定年退職した後も、西川将人旭川市長に請われ、名誉園長として同園の取り組みを側面から支援していた。
 小菅さんは「昨年、ケニアで野生動物を見てきて、もっとゆっくりしたいと思った。これからは、気ままにいろんなところに行きたい」とコメント。北極や南極、南米、モンゴル…。止めどなく候補地を挙げながら「これまでは飼育をやってきたが、今後は世界中で野生動物の保護をやりたい。4月から自由に活動できることが楽しみです」と声を弾ませた。 

【関連ニュース】
〔写真特集〕動物の赤ちゃん
アザラシ猟に裸で「NO」=米保護団体がカナダ政府に抗議
日本への象牙輸出案否決=規制強化案は取り下げ
積水ハウス、ペットと暮らす住まいを提案=東京・台場に展示施設
陸上走る鳥の祖先か=新種の化石発見

震災再開発地区で代執行 兵庫県、唯一明け渡し拒否(産経新聞)
北教組OB5人から600万円 民主・鉢呂氏側個人献金 政治活動全般で依存か(産経新聞)
<野中広務氏>土改連会長として民主に陳情 小沢氏と会えず(毎日新聞)
<雑記帳>クラゲの水族館、来館者数がV字回復 山形・鶴岡(毎日新聞)
自殺「月初め多い」3月1日は最少日の2・5倍(読売新聞)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。